小泉宗雄・「三光太源文化研究所」のご案内
令和八年 弐月 吉日
スピリチュアル エピソード 特別編 第四十四話
第四十四話
三光太源会で平一が、門下に教え諭していた
ことはー
その12 天霊神について 続きその12
56門 今月も引き続き、天霊神の行門についてお話し致します。
いよいよ五十五門を去って五十六門に向かう。常に言うが如く無限の平原でなく、無限に連なる所の大空を、どこが下か上か判らない所を、その五十六門と思われる方向に進んで行くのだ。
皆は色々と乗り物に乗ったことあるが、下と上は判ると思う。今、青空を飛んでいると、上だか下だか横だか判らない。常に無限と云うか、有限と云うか、その一つの狭間にあって、自身の位置を極めることはなかなかに困難なのだ。
自身は真直ぐに立っていると思っていても、下から見れば逆さまかもしれない。然しながら、自分が光行していると、真直ぐ上には天を望み、下には地をもっている如き心地する。これが人間が云うカンと云うかよく考えてみよ。
地球も丸きもの、その上空を飛んでいると、上も下かも判らないのが判るだろう。地球を直径一尺位に見る場合自身を見ていると、自身はやはり6尺位の体を持っている。この中を無盡に飛ぶ姿は、勇壮であるかも知れないが、自分の中心ははっきりわからない。
これが慣れてくると船の羅針盤の様に、自分の臍と思われるものが真の羅針盤になる。そういう事を考えている間に、又霊界に近づいていたのか、五十六門の屋根と思わしき所に近づいて参った。
これは遠くから見ると、緑の色を発しているのだ。段々近づいて見ると、正しく緑の光線なのだ。ここが五十六門ですかと心に聞いてみると、答えの通り体が直角に下がってくる。こういう時は足から下にずーっと下って来る。
間もなく地球で言えば、地面と思わしき所に足が着いた。成程地面、見るところ全て人間が欲する物ばかりなのだ。右に左に見るもの全て、宝の山と言いたい位だ。自分の着ている衣服も、燦然と輝く宝石にちりばめられていた。
これはいよいよ神の殿に来たのかと思って嬉しくなり、勇だって疾走の形でその御殿に向かう。やや暫く来ると、向こうより、火の玉の様な紫の玉約五十粒位い、自分の目の前に飛んで来る。
これはと思っていると、たちまち目前に変化なし、綺麗なる女神が二十五神、向かって左には男神二十五神あり。あたかも我を歓迎するが如く、1丈あまりの扇を持って(これは長さ1丈あまり、その上に丸いウチワの様なものが付いている。) 我を迎えている様に見える。
何とも不思議な有様なるが、その傍に行き如何なることかと問うに、我を捕まえて、貴神を歓迎するために今参ったのだ。この中をくぐりて、この門に入られよと云われる。
何も媚びすることなく、ロームは泰然として中を通った。そして門に近づき、例の如く記録所に於いて記録をなし、案内神により第一室に入った。
この案内神が言われるには、さて汝は、この汝ら(この汝らとは、全て天霊神に向かって言われる言葉と心得よ。)
が人間がこの世に於いて欲する所のものを、全部この五十六殿に於いて製造している。全く人間なら赤い顔になるだろう。
成程その通り、先程来た所の原っぱも、金、銀、財宝、自分の着ている衣服も金銀財宝。ここで製造されるのかと思っていると、人間の欲も神の一部の欲も同じこと、欲で解決することは望みであり希望である。
それを人間に充満させる力も、汝ら持っていなければならない。それは五十五門で言った通り、それに対抗する力を人間が得るだけに苦労した。なればそのものを得させようとするのが、天霊神の力なのだ。
親が子供に物を持たせてやりたいという気持ち、親が何も無くとも、子供だけには持たせようとする気持ち、これ神の気持ちで、それを現実にさせるのが汝らの務めだと言われる。
ローム成程、緑の光線がこの屋根から出ていたと思った。だから汝らは、よろしく神が造ったこの人間が、伸びんとするところのものに対し、それを無限に伸ばせうる力こそ天霊神の最高の力なりと言われた。
宜しくその気を常に心の中に入れて、この修行所を通って行かなければならない。修行所の仕組みは一段、2段、3段、4段、五段に分かれているけれど、その方法は儂が今云うから、後は見学していて結構だと言われた。
続く