小泉宗雄・「三光太源文化研究所」のご案内

特別編(第四十四話B)2023年9月


令和五年九月吉日


スピリチュアル エピソード 特別編 第四十四話


ローム太霊がその死を哀惜された

父小泉平一の軌跡



第四十四話

三光太源会で平一が、門下に教え諭していた

ことはー


その3 神霊界の実相「空」について

 平一は昭和54年6月19日の斎庭で、「空」についてこの様に教えております。
 大道で説く空は、仏教の空諦、あらゆる存在は、執われの心によって考えられるような実体はなく、空無のものであることでも、また、哲学で言う中今(なかいま)、我々が生きている正にこの瞬間でもない。
 空を求めようとするならば、目に諸々の不浄を見て、心に諸々の不浄を視ず。耳に諸々の不浄を聞きて、心に諸々の不浄を聴かず。心に諸々の不浄を思いて、心に諸々の不浄を想わず。身に諸々の不浄を触れて、心に諸々の不浄を触れず、という祝詞の教えの如く、常に一切のこだわりに囚われることなく、あらゆるこだわりを捨てて、無雑無想の境地に遊ぶことを空という。
 神霊出現の四神界の実相は、一番下が色という世界、その上が光、空、無。その上が旡というものがある。(幽空無=純一無雑)というしかない界であって、それは言葉に言い様がない無限の高さと、無限の深さを持つものを、仮に空境の中にある力は、光の中にある力とは格段の違いがある。無のそれ以上のもの最高のものだから、例えるならば幽を光とするなら霊は空であり、神は無であるというのである。
 妙―玄妙―神妙―霊妙、そこに於いて、霊妙の力、玄妙の力、神妙の力を求めんとするなら、あらゆるこだわりがあってこだわりに囚われることなく、自身は心を常に統一させて、空境に遊ばせるのである。
 さすれば、自然に光の中の?に触れ、空の中の?に触れ、無の中の?に触れることが出来るようになるのである。普段の行の力と力をかみ合わせさせて行くなれば、そこに偉大なる力が出るのである。
 意識して幽界の空境に行こうとするには、四体積透の術が必要であるけれども、そんな七面倒くさい法はいらない。
 もっとも簡単で適確にそこに行ける法がある。最も簡単で的確な方法を云うならば、それは眠りである。
 只眠ってもそうはならない。主護霊に眠っている間にそちらにお連れ下さい。そして霊妙の力、玄妙な力、神妙の力が身に付きます様にご指導をお願い致します。そうしてこれを願う前に、臍の上に手をやって統一しながら眠る。

 因みに、私はもう40年近く前に、竹内満朋から幽体離脱の法を教わりました。
 それは「床に就いたら両足を揃えて踵を併せる。両手の親指と人差し指で円を作って臍を囲む。そして「?空無光真奇力存」の真言を、小さな声で唱え続ける。」という行法でした。
 その行法を真面目にやりだした所、稀に。目の前にキラキラした光が現われて、独りでに体が抜け出して夜空を飛んで、高い建物に辿り着くのです。
 隣の建物に行きたいなと思うと、体がフート動いてその場所に行けるのですー。然し残念ながら、何方かにお目にかかってお話をする等には至りませんでした。
 昭和57年に父が他界した翌々年の昭和59年2月8日の事でした。寝る前に主護霊に「私の幽体離脱をお助け下さっている神様は何方ですか」と尋ねてみました。
 すると、うとうとした半睡の中でふと見ると、私の寝床の左手に、頭から白い衣を被った、観世音菩薩の様な方が後ろ向きに座っているのです。お名前を教えて下さいとお願いすると「サイハクフクサイだ」と言われました。そして幽体離脱の呪文を教えて呉れました。私は無理矢理に目を覚まして、そのマントラをメモしたのです。
 そこで翌日、サイハクフクサイ霊神のお祭りをしてお礼を申し上げました。すると二三日経って、寝しなに誰かが「この前はどうもー」と言って、私の眉間を指でポンと弾いたのです。その時「あー、これは父だったんだ」と悟りました。
 生前、平一は家族や門下を人形で払う時は、まず対面で、次に後ろ向きにさせて祓い、それが終わると、もう一度対面に戻る様にと、背中を指でポンと弾いて合図をするのが常でしたー。
 そこで、三鷹の降霊会でローム大霊にそのことをお話しして、「サイハクフクサイ」とは、どの様な漢字を当てるので御座いましようかとお伺いしたところ。「玉造に調べさせておくから、次回今一度尋ねるように」、とのお言葉を頂きました。
 所が、その次回の降霊会が無かったのです。竹内満朋が病に倒れ、降霊会が出来なくなってしまい、それが最後の降霊会になってしまったのですー。
 仕事の重圧から飲酒の回数が増えて、ついその行法が怠りがちになり2〜3年たったある夜、会場調査に立ち会って頂いたクライアントのHさんと会食をしました。
 Hさんは私が心霊の道に研鑽していることをご存じでした。そのために、何時しか話題が幽体離脱になりました。そこで、誠にうかつにも、私はそのマントラをHさんに教えてしまいました。
 すると、それ以降、幽体離脱が出来なくなってしまいました。このようなマントラは、絶対に他人に漏らしてはならないという天律を犯してしまったのです。後悔後に立たずとは正しくこのことでありましたー。

 尚、このエピソードは「平成28年8月のスピリチュアルエピソード第25話」詳しくお話ししてありますので、宜しければご高覧下さい。