小泉宗雄・「三光太源文化研究所」のご案内

特別編(第三十一話@)2020年10月


令和二年10月吉日


スピリチュアル エピソード 特別編 第三十一話


ローム太霊がその死を哀惜された

父小泉平一の軌跡



第三十一話

明治神宮主神から賜った啓示


その1 賜った啓示について


 平一が直接神霊から賜った啓示の大半は、文字に直すとかな文字の原文、それに漢字を当てはめて訓釋したもの、更にその解釈と大変な長文になります。今回は比較的短な例として、明玄秘録の昭和33年11月10日に記されている表題の事例をご紹介いたします。 「昭和33年11月3日明治神宮遷宮の大祭である。今日詣でて檜の香もすがすがしい外拝殿で、団体の混雑に交じって参拝した。観応の霊光降る中に使霊示現して主神のお召しを告げられた。
 四体積透の法を以て霊体離脱、外拝殿を透過して内拝殿に至り、祓いを受け、それより神使に導かれて奥宮奉斎殿に昇階、幽宮に於いて計らずも明治天皇の神霊に拝謁、〇尺の大前に座を頂戴した。
 使神を召されて神水を賜り、御手ずから霊宝霊珠を賜う。かつ啓示を頂戴した。神霊の声は肉耳に伺うのと何ら変わりなく,洵に一句一句の言葉が荘重な波動を為して魂にしみ透るように響いてくる。間断なき霊光は神霊の背光に交わり、我が零身を洗うばかりであった。立纓に束帯の御装束であったが地紋の色は白かと思われるばかり薄紅梅に〇き浮織されたようであった。大変にご機嫌麗しく慈父に接する思いである。
 幽宮を退出し外拝殿に立拝する現体に合し、改めて御礼の祈りを捧げたところ。荘厳神宮を覆うと思はれる広大神秘の茜光の栄光を賜った。思わず粛然襟を正してただ感激に戦いたのである。内拝殿と外拝殿の中庭には、白龍が地上を周回されつつ人間それぞれの祈願をみそなわされておられた。

 帰途「みくじ」に后の神霊の第二十二番を戴いた。即ち「四」であり意義深いものと思われる。」
 「   おほみごころ  第二十二番
                昭憲皇太后 御歌
 いかさまに身をくだくともむらぎもの
      心はゆたかにあるべかりけり    」

 「           啓 示
 けんじょうむじのてんぽう、りょうとうさいしんのよえいをあわせ、よほうをもってめいをたまわるは、まことにけいじょうむいのじしょうのためなり。
 げいとうひかんひらかるるのとき、いしょうばんじょうよしようをあわせ、ひかてんさんのこうきくだらん。
 めいじをもって、ろくちようのおんだいにまじわり、さらにげんかんのえいじょうをうけなん。しや、よくしょうしょうのくぎようにあがなう。
 われそのこうをよみして、みちからをたまひ、さいじ一ついのほうじをあたえん。ぎょうじみもんのたいぎょう、これぜつじんのちゆうなり。しそうてんじょうそのせきえいにこたえ、よこうじんしゅうのきようとなるべし。
 さいじめいめい、われてんかいにくんぎょうをかごし、りくじたいぽう、はくしんのたいめいにこたえたてまつらん。    」
 これは一体どの様なことを云われているのでしょうか。
次回は麦林楢次郎師の訓釋と解釈をお知らせいたします。

続く