小泉宗雄・「三光太源文化研究所」のご案内

特別編(第二十九話A)2020年5月


令和二年5月吉日


スピリチュアル エピソード 特別編 第二十九話


ローム太霊がその死を哀惜された

父小泉平一の軌跡



第二十九話

神霊が教えた平一のルーツと使命



その2 “平一のルーツと使命について、
      イエスも同じことをー”


 そして、この16氏族についての霊言は、同年3月19日迄続きました。

 「今の世に幽、霊、神の秘門ひらかれしは、三光道大師と示現せらるる神の稜威にして、亦実に大霊の意志の具現なるも、一つに大霊の徳と言わざるべからず。
 幾十万年とくりかえし、くりかえさるる所の創造において、示さるるべき大道を立て、顕幽一貫せる大法を世に示す。されど無常なる世の流れは、法、道亦興亡の歴史を繰り返すのみ。
 時今めぐりて幾十万年、幾百万年、次より次へと神意を副うべく意思と云わるる所のもの、うけつがれつつ大霊に育まれて、統にあり系にある汝等をして大道たてしめ、大業興さしめんとせるその創造こそ、実に幽現の又大業なりと云うべきなり。
 云われ居る千年の種、霊界に育まれて汝となる。その種亦種となるには幾めぐり世を重ねたり。
 東に走りし系なるは、スラブに於て交わり、亦散ぜり、一系中国に結実して仙学を編む。下りて亦滅せり。
 先示せし、この国に来たりしは、その系よりと南より交わり結ばれしものとの、すじ入りしなり。
 かくかたりしは、大筋の片鱗のみなるも、なお示されたる意の那辺にあるやを,心眼にて悟り、生かされつつある身に命をしれよ。」 
隼人大霊 (明玄秘録より)

 10日間にわたって平一に下された、ルーツと使命を諭した霊言は、ローム霊団の筆頭である隼人霊神からのものだったのです。
 因みに、平一は隼人霊神を師仙としてあがめ、ローム大霊と同じ大霊と尊称しておりました。ところが、ある日の三鷹の降霊会で、ローム大霊から、大霊という尊称は普遍的なのものでは無く、諸神霊のローム大霊への固有の敬称であるとの諭しを受けて、以降隼人霊神との尊称に変えております。

 しかし、平一は、自分が大道を世に示す使命をもって生まれて来たことは理解できても、16氏族の系にあることについては、疑問を抱えたままで歳月が流れました。
 すると、昭和34年12月25日のクリスマスに、イエスから次のような霊言が垂示されました
 「ヒル、テンペヤン、イントム、アーベ。即ち今より6千年の昔、テッペトムと言われし国において栄光の王あり。四天の神を覚りてよく仕え、み心にかなえり。四方をおさめて国富み、民また栄しなり。
 我も亦、その系にして汝と同じ、えらばれし人の命光れども、いつの世にてもその贖いは重きなり。
 今の世にありては、汝にその意思受け継がれ、汝を世に出さしめ給えり。十六に別れたる党の、すべしらすみたまの人たるを悟るべし。汝の光をうけて、汝を慕う多くの子ら、またその者の子らに光あらしむべし。真に三光の余光なり。
 西霊よりのみつかわし、即ち大霊に育まれて汝となれり。その門開かれし時、また西霊に召して、その宮に昇りて汝は汝の神にみまえん。それまた汝の神にして我の神なり。
 民族の神なり。汝をこの国に生まれしめしは、即ちこの国によりて大法おこし大道たてしめんがためなり。
 我けふ、みこともちて、秘の一つを教ふ。苦の王と言われし者の、真の栄光の人たらんを望むなり。我汝を祝福す。」

 イエスは平一がイエスと同じ十六氏族の系にあり、平一がこの国に生まれたのは、この国で大道を起こして広めるためであると云われました。正しく先に隼人霊神から垂示された霊言を追認しております。
 このことについて、平一がどの様に受け止めたかの思いの記録はなく、また聞かされたこともありませんでした。しかし、私の知る限り、小泉の霊統は新羅三郎義光公を祖とする清和源氏で、遡ると清和天皇に、そして神武天皇になります。何故に、古代イスラエルに生を受けたイエスと同じ十六氏族の系統なのか、真に不可解としか言いようのないことであります。
 そこで思い浮かんだのが、日本人とユダヤ人が同根であると云う日ユ同祖論であります。