小泉宗雄・「三光太源文化研究所」のご案内

特別編(第二十九話C)2020年7月


令和二年7月吉日


スピリチュアル エピソード 特別編 第二十九話


ローム太霊がその死を哀惜された

父小泉平一の軌跡



第二十九話

神霊が教えた平一のルーツと使命



その4 神霊が教えた「ナガスネヒコはシラヒト

     だった」


 平一は昭和20年代の終わりから亡くなる58年の1月まで、毎月ほぼ定期的に何回か、三光太源会で講話を行っておりました。その詳細は後日お話いたしますが、昭和47年7月16日は以下の霊言についての講話でありました。

 「思い思いしフトタマノミタマと俗に伝わるるイシガミなる所の聖地、汝も知りおる如くナガスネヒコとはシラヒトなり。ニギハヤシなるものもそのシラヒトの祖先なり。
 かく云うところの学問の上に於いて三種の人種在り。セム、ハム、ヤベテというもの集りは、すべて統を統べる二辺の人を造りなすなり。この国に始めしにより三種の神器もまたそれに存在す。
 この世すなわち一世を百年とするなれば、三十万年を一つ一つの間により五世とたがいて十五となし、一を加えたる所の太陽の形を造り、この国の印となせるも又シラヒトの国の未標となせしも、これうたがうことなき意なり。」

 この霊言を講話の記録としては、石上とは石上神宮のことで、わが国最古の神社の一つで物部氏の氏神であること、ニギハヤシの尊は物部氏の祖で、ナガスネヒコが仕えていた。ニギハヤシとナガスネヒコがシラヒト(白人)の系列であること、セム、ハム、ヤベテは旧約聖書にあるノアの3人の息子の名であるが、セムは鏡、ハムは剣、ヤベラは玉を意味していると、三種の神器との関わりが語られております。
 この霊言には、ナガスネヒコとその主であるニギハヤシの尊は、海外から渡来した民族であることが明示されており、さらに、次回ご紹介する菊池豊の主支配霊バンドン霊神も、同様のことを語っておられます。
 それらのことから、「津軽外三郡誌」が真実の一端を伝えている書であると断言しても良いのではないのでしょうか。
 なお、それ以外の不詳な文言については、平一がどのように語ったか記録されておらず、また、この霊言が何時、如何なる神霊から垂示されたかも同様であります。