小泉宗雄・「三光太源文化研究所」のご案内

特別編(第四十四話-26)2025年9月


令和七年九月吉日


スピリチュアル エピソード 特別編 第四十四話


ローム太霊がその死を哀惜された

父小泉平一の軌跡



第四十四話

三光太源会で平一が、門下に教え諭していた

ことはー


その12 天霊神について 続きその7


 今月も引き続き、天霊神の行門についてお話し致します。

第45門

 この45門も中々苦の門であって、又苦をすれば必ず成功するという道場なのだ。そして四十四門を後にした修行者達は、あらゆる力を得て得々となし、例の半門を目指して進み行かれる。
 この道は七つの色の道によって、この半門に通じられている。この半門を中心にして、鼓の形を成している。今ロームがこちらから半門を見ている幅と、半門から大殿までの幅は、中心そこが中心で、ロームと大殿の方がその広い方になって見える。そしてその色は、虹の七色と同じなのだ。

 その色は各修行者が、自分の力の範囲における、色の王道に同化しつつ進まれる。そして半門の所迄来られて、暫くの間瞑目される。
 さすると、半門の上より、大きなハート形をした花びらの突端より、強き四十五の光線によって、その一人一人に強く当てられる。それは益々進みたる身体に、一層な苦を得ても大丈夫な様に、その一人一人にその光線当てられるのだ。そして各々は、その定まりたる螺道を大殿指して進まれる。
 例の如く、記録所に記録なして、応接間に通される。そこに案内神がこの殿の行に付き、詳しくこれから説明される。

 その応接間は第一の応接間で、そこで色々な話をされた。それでその時にその案内神が、次の部屋に透明なる銀台(テーブル)がある。そこに於いて良く説明するから、そちらの方に来いと言われたので、早速その案内神に従って、ドアも無い所謂壁を真直ぐに進んで、次の応接間に来た。
 中央は透明な銀と言われるように、−形容なし得ないからかく説明するが−実に自分の心も清々する位に銀色の中にしたり、良く見なければ分からないテーブル、並びに椅子を引き寄せて対座なした。
 まずこの四十五門と言うは、全て今迄一門より四十五門迄来たる所の者が、その全部が銀色の色に、所謂波動に完全に合体成し得るかどうかを再検討されている。
 所謂そのため、少しでも合わない所があると、其の銀色と同体になり得なく、穢れがある様に黒ずんでくる。
 そうなると、叉、下の方迄落とすわけには行かないから、この四十五門で一門から四十四門迄の、部分的な部屋が全部備わっている。 
 例えば、5門と13門が完全でない場合は、その身体の部分によって、はっきりと見出される。すると先ず、5門の部屋に入られて行をする。そしてそれを、全部及第なしたる時は13門に入る。そして初めて完全なる銀色の波動に完全になってこそ、この四十五門卒業されたることになるのだ。
 だからこの門は、常に試験される場所なのだから、この霊神達にとって、非常にびくびくものなのだ。そこで、此処で完全な合体出来得ると、この霊神は四十四門、所謂四十五門以下には落とされない様な仕組みになっている。

 そう云うことを第二の応接間で、案内神が良く説明され、判る様にして下さる。そのため皆は、こう云う様に試験されることは、四十五門というのは、皆にとってどういうことを教えるかと云うと、皆は何も知らない所から段々に神霊の事を励んできた。その励みが進んで、立派なる自身を造り登りつつある。
しかし、その神霊を知って霊の存在を知りつつも、現界にある肉体の規律によって、相当マイナスされる場合もある。そういう時は、進んだる者は霊の進んだる者として、肉と共に下らせない様に、各霊が導いてくれるものと思えば良い。
それが段々進むと、人間がよく言う三年とか、七年、十年、そう云う時を辿って、人間が心の変化来してくる。それは肉体による変化より、心挫けてくる。
 そういう時に魔がさした時は、完全に葬り去られる事、心得ておいた方よろしい。然しながら,各背後並びに霊団の力により、必ず成し遂げられる。
 身をそぐ禊により、其の悪魔を退散させ、肉を向上させると共に、霊格の向上に対する霊団の力加わって、落とさないことは有難いことなのだ。
 そこをよく人間として、見極めなければならない。そこで四十五門の話に返る。

 この四十五門まで修行された霊神は、たまたまにして、所謂陰と陽とある神の陰の方にひかれる場合、物凄い威力を発して現界にも幽界にも、かき回す力が出てくる。これがなずらへる悪魔の王となる。
 そこでこの四十五門は、非常に大切な所と思ってよりよく苦をなして、初めて完成する九の数を以て、この四十五門という文字を表されている。
 このため、直ぐにその力を得た霊神達が、上気しない様に(のぼせ上らない様に)四十六門の前につらい銀の事あるのだ。
 そう云うために、この四十五門で振り落とさせなく、当分ここに滞在される方々もおられる。

 依ってこの門の、非常に尊い意義を知り、皆にこの門より教わる真の力を自分で判じつつ、その皆に対する力を一人でも教えるところの兄貴分になる様、行業に進んだ方宜しいだろう。
                               続く