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小泉宗雄・「三光太源文化研究所」のご案内
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令和二年11月吉日
スピリチュアル エピソード 特別編 第三十一話
ローム太霊がその死を哀惜された
父小泉平一の軌跡
第三十一話
明治神宮主神から賜った啓示
その2 賜った啓示の訓釋と解釈
麦林楢次郎師はこのように訓釋したのです。
「絢上(きらきらと美しきこと此の上もなく)無似の(比較するものが無い程の)天宝(天の宝、龍
(
とは双龍のこと),祭神の譽
を併せ、余褒を以て命を賜はるは、洵に敬
(上をうやまい)無異(私心二心無き)の自性(自らの本性)の為なり。迎冬、秘
開かるるの時、異象蕃成(精神的方面の奇跡的現象は成就し)
穣(それに部質的方面の宝玉の収穫との)を併(両方面をあわせ),霏華(ヒヒとふる花吹雪のように)天
の光輝下らん。
盟時以て(約束の時来らば)禄寵の恩大に交わり、更に眩(目もくらむばかりの)感の(感覚の)
穣を享けなん。子や、よく滌焼(水火のきよめ)苦行に贖う。我その功を嘉して、神力を賜ひ、灑慈(ふりそそぐ慈愛を以て) 一対の宝璽を与えん。
暁時(明け行く新しい時代に於ける)未聞の(前代未聞の)大業、これ絶盡の(絶対最高の)忠なり。賜奏天上、其の積
に応え、余光人衆の鏡となるべし。
灑慈(そそがれる慈愛は)冥々(明々)、我また天界に薫業(神業)を加護し勠爾(汝に力をあわせ)退妨(妨害するものを退治して)北神の大命に応え奉らん。」
そして、次のようにこの啓示を解釈されました
「絢
無以の天宝(きらきらと美しさこと此の上もなく、比較するものが無い程の天の宝)と称へて居られるものは、地上に豊の明かりを点ずべき神の秘められた豊野の油が、大神から賜った月輪鶴簪の霊宝のことか、或いは十字の霊剣のことか、将亦、龍
(りゅうとう・
とは天龍地龍の双龍を云う)・<龍とは小泉の寓意か、
とは麦林、竹内の寓意>(平一註)に擬せられたるその者を指してのことか、其のいずれもの意義が含まれたものと解せられる。ーその何れをも汝が斎き祭る祭神の威徳であり、かつその譽
を戴いているのであって、なおかつ身に余る褒を以て使命を賜っているということは、まことに汝が上を敬い、私心二心なき自らの本性の為なのである。
迎春、神の秘せられた地下の宝庫が開かれる時は幾多の奇跡が起こって、霊的現象が成就するにとどまらず、その上物質的方面の宝玉の収穫との両面を併せ、ひひと降る花吹雪の様に天に燦たる光輝が下るであろう。
神と汝との約束の時が来たときは、大神の寵愛によって下される幸せと褒賞とは大いなる神恩に交って、更に目も眩むような感賞の
穣を享けることであろう。
子よ、汝は良く今日まで水火の如き苦行に耐えて、その資格を贖ってきた。我その功を嘉して神力(みちから)を賜ひ、降り注ぐ慈愛を以て一対の宝の球を与えるものである。明け行く新しい時代に於ける、前代未聞の大業というべきである。これを完成させることは、これ実に絶対最高の忠である。
我らからもまた汝のことを、天上(神界−明治の宮の大神が所属される神界)に奏上申し上げて、汝が今日まで積み重ねて来た神の栄光にこたえ様と思う。
汝の栄光こそ人衆の鏡となるであろう。汝の上にそそぎ給う神の慈愛は明らかであって、我また天界にその神業(薫業)を加護し、汝に力をあわせて、妨害する者共を退治して最高なる北神神界の大命に応え奉るであろう。」
平一は第29話でご紹介した様に、昭和25年11月3日の明治節に明治大帝・明治(あけはる)の宮(みや)の大神をお祭りして御神姿(衣冠束帯)に拝謁して感激に打たれ、霊使より玉を賜っております。
又初学の頃、幽界のこの宮居を訪れて輝く光球にご対面し、伊藤博文公のみ霊に宮居の中を案内して頂いております。
そのようなことから、毎年11月3日の明治節には明治(あけはる)の宮(みや)の大神としてお祭りをすると共に、度々明治神宮を参拝していた様でありますが、このような啓示を賜ったのは、これが初めてであります。
なお、平一に下された啓示の大半はこのように難解なもので、その解読には麦林楢次郎師の力と行が必要でありましたが、次回はそれらの中から分かり易い例として、同年5月5日にイエス霊神から賜った啓示をご紹介致します。
完