小泉宗雄・「三光太源文化研究所」のご案内

特別編(第四十四話-22)2025年5月


令和七年五月吉日


スピリチュアル エピソード 特別編 第四十四話


ローム太霊がその死を哀惜された

父小泉平一の軌跡



第四十四話

三光太源会で平一が、門下に教え諭していた

ことはー


その12 天霊神について 続きその3


 今月も引き続き、天霊神の行門についてお話し致します。

第16門 人間の道には、必ず行くべきところの使命を授けられている。この門は、必ず自分の使命を達成せられる所に、やらせられる道場だ。
 使命の例としては、現界に行くもの、幽界に行くもの、神界に留まってその命を授けられるもの、他の遊星との連絡、幽、霊、神界の遊星の統率者との連絡、またそこに於いて治められている、主神と同様な働きを持つ天霊神となられる等、人間で云うと免状を授けられて送り出されるのである。

第17門 その様なことを終えて帰って来ると、各々身分に相当した一人一人の部屋に入れられ、上から来る光の波で鈍重な光を焼き捨てられる。
 この部屋は4坪位で、高さ三間程の部屋で、何処からも入れない様ドアが無い。自分の波動の細かさにあった部屋しか入れない様になっている。
 壁はボールで、壁の柔らかい所を押すと穴が開く。その穴が729並んで中の光線の反射を助ける。その光の屈折により、神界での光の?が出て、それに合体して元の良い体になる。

第18門 体ならしの遊殿。各天界から来た客の中の、好きな遊星の方々とお話しして接待に当たる。 
 その遊星が好きだと云うことは、既に使命を授けられて、その界に行くことになるのだ、
 そういう方は、人間の姿をもって現れるが、これら遊星並びに天霊神の元の姿は想像できない。但しこの門では人間の姿をする決まりがある。

第19門 六角形の石を敷詰めた道を行くと、19門に達する。
 突先には、鳳凰の形で頭は龍の形の門。御影石の様なもので作られている。
 門の中に水門という、水の壺が無数にあり、その水門を潜って水の上に立つと、あらゆる自分の今迄の過去の歴史が水門に映し出され、欠点が判り反省する。
 ここ迄修行した方でも、全く修行していない時、神に近い気持ちをずっと持続出来ないので、過去のあらゆるものを是正して、完全な神になる様努力する。従って相当長い期日を要する。

第20門 土色、黄色の山に囲まれた、殺風景の中にぽつんと立っていて、景色を乱したあくどい色をしている。
 今迄修行された技量が、真に身に付いたかを試される所で、これを無事証明されば21
門に、不合格だと10段目に落とされる。

第21門 ガラスを隔てて、もう一人の自分と相対する。これが天霊神自体の本体と言える。
 その自分に向かって、今迄の修行、並びに今後の事を良く願って、その願いが相対一致すると、ガラスが溶けて同一の天霊神になる。
 人間で云えば、肉体、幽体、霊体。元体を完全に統一されて、物事が成し遂げられるが、バラバラだとなかなか難しい。
 その様なことで、全道場を通じて、非常に長い期間がかかる。

第22門 南幽から西霊に行く途中にあり、霊と人間と極めて密接な関わりがある門。
 修行中でありながら、現界、幽界、霊界に出て、実際、神界で起きている全ての事の一割り位のものが現、幽、霊界で起きている。
 そのものを実験するために、22殿から遣わされる。
 例外はあるが、たまたま人間界で霊媒を作ったり、聖人を出したり、大悪魔になる場合がある。
 そういう突飛なことをさせる。どうしてかと云うと、現界、幽界を見ていない方が多いので、それらの人の前で、どれだけの力が出し得るか、22門の指導者に操られながら行くところ。
 ところが、稀に現界、幽界で、その糸が切られることがあり、大聖人となって指導する場合は良いが、大魔王になる場合もあり、試しにその様にすることもある。

第24門 天霊神の活動の原動力になる、空なる力を注がれる殿で、修行中の天霊神だけでなく、全ての天霊神にとって大変重要な殿。
 殿堂の土間に、一番鍛錬の少ない天霊神が、大きな円にくるりと向かい合っている。
 その一尺位上に、次に力のある天霊神。又その上一尺位上に、より力のある天霊神と、それが天に迄続いている様だ。
 そして、その間の空間は空光に満たされている。この修行で20殿から40殿迄に至る、全ての力を補給される。
 霊は何によって生きるかと云うと、人間が食物で生きる様に、霊は霊界での光で、神界では空光で生きる。
 天まで続く天霊神は、今まで修行してきた天霊神の他に、下に修行に行って上がって来た天霊神、現界まで下っている天霊神、幽界迄下っている天霊神。霊界まで下っている天霊神、神界の外廓で修行している天霊神、ここに上がって来られたのでは無い天霊神等に区分されるが、全ての天霊神の補給場所になっている。


続く