小泉宗雄・「三光太源文化研究所」のご案内

第9話(その2)2014年9月


スピリチュアル エピソード 第9話 2/2
平成26年9月



「武田信玄の軍師・山本勘助の霊言」
<昭和16年2月1日の小泉平一の日記より>



その2 降霊会での山本勘助の教え−


 昭和16年2月1日の竹内満朋の自宅で行われた物理降霊会で、列席した駒木孝二氏の主護霊・川俣三四郎霊神が“今日は勘助が来ておる。勘助は知恵者じゃから、聞きたいことがあれば何でも聞いてやるぞ”そう言われました。

駒木孝二氏は竹内満朋夫人・好さんの兄上で、心霊研究の長年の同志でありました。主護霊の川俣霊神は、生前武田信玄の家臣だったとのことで、山本勘助とは同僚だったのです。

「人間、困難に出会った時は、どの様にすればよいのでしょうか」。駒木氏がそう尋ねたところ、川俣霊神は「こと多きに至るときは、易きことから開けよ。こう勘助が言っておる」と言われたとのことです。

すると、第五話で紹介した岩崎霊神が、囁くような独特の口調で

「今の話判りましたか。蟻が大木を倒すには、何を目当てにしますか。まず、自分の触覚で木の穴を見つけます。そして、自分の仲間たち連れてきて、穴に粘液を入れて穴をだんだん大きくして倒します。それと同じ意味です」。

その様に言葉を添えられたとのことでした。

なお、 降霊会の記録の中に山本勘助の名を見つけたのは、これが始めで、そして最後でありました。

                                  以上