小泉宗雄・「三光太源文化研究所」のご案内

特別編(第三十話)2020年9月


令和二年9月吉日


スピリチュアル エピソード 特別編 第三十話


ローム太霊がその死を哀惜された

父小泉平一の軌跡



第三十話

平一に下された諸神、諸霊からの啓示と霊言
について



 平一が賜った神や神霊からのメッセージは、直接平一に賜ったものと、竹内満朋の物理降霊会で竹内満朋を通じて下されたものの2種類があり、前者を啓示、後者を霊言と云っておりました。
 因みに、平一が残した昭和29年11月23日〜同35年6月1日までの5冊の神霊日記「明玄秘録」を紐解くと、神霊界に赴いて諸神諸霊から拝受したものと、礼拝中等に賜ったものを合わせて、40名の方々から119の啓示を賜っております。
 その御尊名を頻度の高いものから記すと、天仙隼人霊神から39回、ローム大霊とイエス霊神がそれぞれ8回、妙義山乗天坊霊神が6回、ヘルマン霊神と斉藤景時霊神が4回となっております。隼人霊神が断然多い理由は、前話でお話しした16氏族の啓示が多かったためであります。
 一方、竹内満朋の物理降霊会では7名の方々から51の霊言を賜り、そのうち38は守護霊である工藤霊神から、そして3は妙義山乗天坊霊神から賜ったものであります。
 併せて、諸神霊界に赴いて見聞きしたこと、拝受した宝物のことや、太源石油に関わること、三光太源における講義のこと等などの141のことが記され、その中に神霊界で見た
 有様のスケッチが6枚残されております。
 啓示の大半・例えば前話でご紹介した隼人霊神の16氏族に関するもの等を除くと、荘重な漢語体の言葉で述べられて、聞いていてもその内容は全く理解不可能でありました。 
 平一は魂が肉体に戻った後、ちょうどテープレコーダーを再生するように、啓示の言葉が頭に浮かんで来るので、それらを淡々と全てかな文字で記録するのが常でした。
 そして、この期間を含めて、長年その様な啓示の解読は、畏友麦林楢次郎の手により行われました。それは、平一の和漢の言語への力の至らなさもありましたが、ある時主護霊
 難解な言葉で啓示されるのは、その啓示を人間が都合の良い様に解釈をするなどの、いわばバイアスを避けるためとのことでありました。
 楢次郎はそれぞれの言葉にいくつかの漢語を当てはめて神意を探り、その解釈が壁にぶち当たると、禊をして神に助けを借りて解読いたしました。
 平一はそれらの啓示を選んで三光太源の斎庭で講義いたしました。次回はその一例をご紹介することと致します。