小泉宗雄・「三光太源文化研究所」のご案内

第28話(その2)2017年1月


 平成29年1月吉日


スピリチュアル エピソード 第28話(その2)


ローム霊団による新年恒例のフーチ・天筆の思い出



その2 紫紫光会で行われたフーチ・天筆
    について



 紫光会では、いつ始まったかは知りませんが毎年1月10日に天筆と云うフーチに似た神事がありました。 降霊会は暗闇の中で行われますが、天筆は新富町の石野宅で、昼間、白日の下で行われました。
 神前に色紙を置き、その上に長い棒の中央に墨を含ませた筆を括り付けた「けいひつ」をかざして、その棒の両端を竹内満朋と会員が握るのです。
 すると筆にローム太霊または隼人霊神が憑依されて筆を動かし、その会員に対する諭の絵や文字が書かれるのです。書かれた後、ローム太霊の場合は老という、隼人霊神の場合は独特に崩した隼という署名が為されます。そして、賜った天筆の神意を解説するのが父の役割でした。
 私も何回も参加し、添付した「根張」や「富士山の絵」などを頂きましたが、何時も筆を動かす強い力に感心いたしました。
 「根張」はローム太霊から頂いたもので、太霊がことあるごとに諭された「人間粘りと痩せ我慢が第一」の粘りのことです。この天筆は床の間に飾って朝夕礼拝しております。
 富士山の絵は隼人霊神から下賜されたもので、南(南幽)に徳を積めば運命が好転して宝の山に登ることが出来るとの諭とのことであります。