小泉宗雄・「三光太源文化研究所」のご案内

特別編(第四十四話@)2023年7月


令和五年7月吉日


スピリチュアル エピソード 特別編 第四十四話


ローム太霊がその死を哀惜された

父小泉平一の軌跡



第四十四話

三光太源会で平一が、門下に教え諭していた

ことはー


その1 行法の教授について

 6月号でお話しした、昭和52年9月8日から平一が没する3か月前の昭和58年2月22日までの三光太源の斎庭での講座の中で、2番目に多かった「行法の教授」についてお話し致します。

 平一はローム大霊、隼人霊神、主護霊工藤霊神を始め、多くの神霊から教えて頂いた、様々な行法を講義しております。その内容を大別すると、@霊性の開発。向上 A病魔や災厄から逃れる術法 B夫々の祭りのやりかたや、祈りが神に通じる方法について等であります。

 @霊性の開発、向上に関しては、第一に「鎮魂帰神、四体積透の神法」があります。
 一言でいうと、己の神体に霊体、幽体、そして肉体を織り込んで調和させて一つとする観念法で、これに熟達すれば神界に迄参入出来るとの事であります。
 ところが、残念ながらこの術法を演習したとの記録しか残されておりません。その昔、私もこの行法の教授を受けたことがありますが、その後忘却してしまい、平一が残した膨大な記録を手繰っておりますので、分かったら別途お知らせいたします。
 次に「?光交流の秘法」があります。眼を閉じて精神統一を行い、目の前に太陽・おおひるめむちの大神を観念し、その太陽から発光される?光を眉間に受けて、身体を一回りさせてへそから太陽にお返しする、?光が観念した太陽と自分の間を、楕円の流れで交流させることにより、罪穢れを浄めると言う秘法であります。
 また、開門(神業の成就)を前にして、各自が物の格を大きくするよう、そのための行業に励むよう促しております。

 A「病魔や災厄からま逃れる法」については、「病院など病魔に罹られ易い場に
 行く時、また風邪をひいた時、できものが出来た時などの祓いの呪の書き方」、「大祓いや、病気になった時の人形(ひとがた)での祓い方」等を教えております。

 B「それぞれの祭りのやり方や、祈りが神に通じる方法について」は大金神大神の御祭りや、月夜見の大神の御祭りのやり方、更に祈りが神に通じる方法としては、必ず自分の主護霊を通じてその願いが叶うように祈ること、主護霊から教えられている年4回の役日を作法通り行うこと、また、特殊な願い事の場合は、灯明を一つ火にしてクルミを一つお供えするという秘法等を教えております。
 なお、術の秘宝とその秘伝との講義がありますが、其のテキストが見当たらないので探しております。

続く