小泉宗雄・「三光太源文化研究所」のご案内

第4話2013年11月


スピリチュアル エピソード 第4話              平成25年11月



スプーン曲げの秘密


 昭和49年3月7日の日本テレビの「木曜スペシャル」に、アメリカから来日した超能力者ユリ・ゲラーが登場し、初めてスプーン曲げの実演を行って視聴者の目を釘付けにしました。

そして、全国各地に多くのスプーン投げ少年が誕生し、この現象が本当に超能力によるものなのか、何かの錯覚や偶然の出来事なのか、あるいは手品によるインチキではないかなどと、喧々諤々として巷を賑わしました。

しかし、スプーン曲げが出来た少年たちは、旬日を得ずしてその力を失ってしまいました。そして、40年の歳月が流れた現在では、僅かに清田益章さんがその力を保っているようです。しかし、真に遺憾ではありますが、清田さんのスプーン曲げを初めとした物理現象に対して、時として、あれこれの批判も取りざたされております。

 スプーン曲げは本当に可能なのでしょうか。そして何故、あの時に、沢山の少年たちがスプーン曲げをすることが出来て、そして直ぐに出来なくなってしまったのでしょうか。


 小泉平一は、この現象に対してこのように解説しております。

「ユリ・ゲラーがスプーン曲げをしているテレビで見たら、背後にいる鬼奇神が術を使ってこの様な現象を起こしていた。

スプーン投げが出来た少年達は、それぞれの背後にいる鬼奇神達が、テレビを通じてこの術を知って面白がり、興味本位に少年たちをけしかけた。少年たちは純粋で好奇心が強いので、無意識のうちにそれに乗ってこの現象が起きたのだ。

しかし、大半の鬼奇神は気まぐれで、少年の体質等がこの様な物理現象を起こすのに適していないと、すぐ飽きてしまって二度と術を使わなくなるのだ。

 清田と言う少年は、この様な条件を満たしているようだが、鬼奇神の大半は我儘で人間の立場など考慮しない。だから、ここぞと言った時に術を使ってくれないために、物理現象が起こらない場合がある。そのような時に、つい何か作為的なことをしてしまい、そのためにすべてが否定されるケースがある。」

「では、どうすれば良いかと言うと、主護霊を通じて鬼奇神の我儘を抑える力を得ることで、そのためには行業一致の修練が不可欠なのだ−」。


この世(現界)で起こるこのような超常的物理現象は、現在の科学では説明がつきませんが、何れは逐次可能となります。現界に存在しながら、いまだ未知の要素やメカニズムを操作して現象を引き起こす、術とはそのようなものだからです。

私は、とりあえず量子力学の進歩が、その一端の解明に資することと期待しております−。

                                     以上