小泉宗雄・「三光太源文化研究所」のご案内
令和元年12月吉日
スピリチュアル エピソード 特別編 第二十八話
第二十八話
『平一を守護、結縁した歴史上著名な
諸神霊について』
その1 平一を守護した諸神霊
平一は生涯多くの諸神、諸霊の守護を忝く致しましたが、残された記録から歴史上著名な方々の名を挙げると以下であります。
まず第一に挙げられるのは、小泉の家の霊統、清和源氏の祖である新羅三郎義光公・源信霊神であります。
源信霊神は『小泉平一の軌跡第五話「平一を指導した清和源氏ゆかりの諸神諸霊について」』でお話しした様に、昭和20年2月14日に出現されました。
源信霊神はそれを遡ること10年程前、心霊の道に入った平一の前に出現されて霊眼を開かせ初学を指導され、昭和14年9月29日の 降霊会で、生前源信霊神の従兄弟であった斉藤恒之丞源景時霊神が出現されて主支配霊となられるまで、その座を務められました。
ところが、その時の源信霊神は、実は義光公の生前中主支配霊を務められた黒狐霊神が、義光公に扮されて指導されていたことが、その時明らかにされました。真の源信霊神は、実はより高いお立場で平一を守護されていたのでした。
次に挙げられるのは、ジンギスカンになられた源義経公・ノンム汗霊神であります。
その詳細は『スピリチュアルエピソード第13話「ジンギスカンは源義経なりの真実」』でお話し致しましたが、昭和24年9月23日の秋季皇霊祭のお祭りの折出現され、“我、神の命もちて汝を導かん。吾は蒙古においてはジンギスカンなり。我が名を秘して仮の名をノンムと呼ぶべし”こう云われたとのことです。
そして、同年10月10日に再び出現して平一にこの様に諭しておられます。
「“吾はノンムなり。今日汝に見えるのは、汝に助言致さんがためなり。汝は天の命を受ける者、時の波に如何にして乗らんとするか。
北天に星座あり、万古の光を放つ。汝の「事」星座の如くゆるぎなし。自らを識らず、無になりて初めて己を識ることを得ん。汝の務めに身命を賭けるべし。我必ず汝を助けん。
我世に在りしとき、一度志を変じ又志を立つ。故郷を捨てて異境に彷徨す。汝の苦、物の数かは。
万里の辺境を馳駆して我神を知りたり。神を知りて初めて大事なれり。見よ、巡り定まりて世の地獄の果てなる時、地の人々に自覚あらむ。満蒙の人起つべし。我又此れに志を致すなり。
大君世に光りて?--(記憶なし)---意義又其処に存するなり。宜しく行に励み、その命畏みて、神の意受ける人とならむを期せ”
かく霊人、さとし給へり、帰り給いてより、石笛の亮々たる声のみ聞こえ来りて余韻長く耳に残れり。」
平一が与えられた石門には、其れを守護する神霊がおられます。ノンム汗霊神は、平一が通らねばならない、いずれかの石門を守護していた方の様であります。
同じ清和源氏の系統では、平一の古いメモで判ったことですが、昭和10年代初めの支配霊として鎮西八郎源為朝公の名が挙げられております。詳細は残されておりませんが、公が冥界を彷徨っておられたのを平一が済度して差し上げたとのことで、一時、そのお立場にあったことの様であります。
次に、楠正成の謀臣として名高い恩地左近満一霊神の名が挙げられます。恩地左近は楠正成を助けて奮戦し、四条畷の戦いで戦死したとも、生き延びて遺児正行を助けて南朝を支えたとも伝えられております。
どの様な謂れで平一を守護したのかの記録は残されておりませんが、小泉の霊統の祖先だと聞いたことがあります。
我が国の心霊科学の租として、福来友吉と共にその名を挙げられる浅野和三郎は、平一の心霊研究の師であります。平一は柴又帝釈天の白猿の導きで神霊の存在を確信し、恐らくは小泉商会の顧問計理士だった心霊研究の先達・松本角之丞の勧めにより、和三郎の東京心霊科学協会に加入して、道友竹内満朋とこの道の研鑽に励み、小田秀人等と共に同協会の菊川支部を設立致しました。
和三郎は「小泉平一の軌跡第四話『初学の師浅野和三郎と、竹内満朋の物理降霊会の始まり』」でお話しした様に、昭和12年2月3日没すると、早くもその10日祭の 降霊会で出現するなどして、その道の先達としての力を振るいました。そして、平一に「汝の背後に立つ、但し、このこと他言無用」と云われて 降霊会に出現する神霊との取り持ちなどを務められました。
また、昭和14年9月16日平一の許に出現して、「ヒュームの自我論」を教えたり、麦林楢次郎に向かって「太源石油の秘史は貴方が書かなければ」と激励されたりしております。
妙高山姥堂姥姫霊神はローム霊団の中で、主として女性の健康や幸運等に力を添える役割を務められましたが、平一にも何かと慈愛を注がれました。妙高山の山道の姥堂に祭られております。
生前、朝日将軍木曽義仲の乳母であると共に、今井次郎兼平、樋口三郎兼光、巴御前の3人の子を育て、何れもが木曽義仲の有力な武将となっております。因みに、樋口次郎兼光は私の家内の樋口家の租とのことで、章子はその縁で私の元に嫁いで参りました。
イエス霊神とエレミア霊神の事は、「小泉平一の軌跡第十八話〜第二十一話」で詳しくお話しいたしました。
エレミア霊神の励ましと、イエス霊神の慈愛に平一は心から感謝と敬愛の誠を捧げ、取り分けイエス霊神に対しては、生涯朝夕の祈りを欠かすことがありませんでした。
完