令和七年一月吉日
スピリチュアル エピソード 特別編 第四十四話
第四十四話
三光太源会で平一が、門下に教え諭していた
ことはー
その11 奇鬼神について 続き
新年おめでとうございます。今年も「小泉平一の軌跡」をご高覧下さい。
前回に引き続き、真珠会でローム大霊が垂示された「奇鬼神について」の講義をご紹介致します。
11 奇鬼神は東現が主であり、従って現世の願いは奇
鬼神と適切にコンタクト出来れば叶うことが出来る。
12 奇鬼神は困難な修行をして、試験にパスしてその
資格を得た動物霊の神と言える。だから、奇鬼神の
癖を良く理解して、崇めて力を貸して頂く様にするこ
と、上手に利用することが大切だ。
13 奇鬼神は術が中心なのでクセ(癖)が強い。
人間にとって正しくその力は神のような存在である
が、云わば技術者の様なものであるから、広い意味
合いで人間を想う情愛が乏しい。端的に云うと、
自分の術の成果が挙がれば良いのであって、
その結果で人間が幸福になろうと、不幸になろうと
関知しない。だから、一方的に利用されると、身を
誤ることが多く、大変恐ろしい存在でもある。
14 金儲けを願った場合、それが自分の為だけだった
とすると、其の儲かった金で、人間が放埓に走って
身を滅ぼしても、奇鬼神は関知しない。
だから、儲けたお金を自分の為だけでなく、人のため
世のために使うという、神の御心にあった心を持つ
べきである。
15 奇鬼神に頼んで願いを聞き入れて貰うには、
主護霊、主支配霊を通じてお願いすること、叉、
奇鬼神の方からその人間を気に入って、肩入れ
してもらう条件を作ることが大切になる。
具体的に云うと、奇鬼神が人間の願いを叶えて呉れ
る場合は
@自分から奇鬼神に頼む場合は、
その効果は2割程度
A主護霊や主支配霊が奇鬼神を説得した
場合は5割
B奇鬼神の方から、その人間の性格や行為に
感応してきた場合は8割
16 人間の定められた寿命の中で、ある年齢の時に
あることが起きる。「試練を与えて立派にする。」
「物を与えて立派にする。」等色々あるが。そのよう
な時に奇鬼神と上手に提携すると祈りが達せ
られる。
これらの時は、主護霊は英知、理性を磨くことを
中心に考えて、金や物を獲ることにはあまり力を
置かないが、その点主支配霊は物や金の方迄も
関知して呉れる。
17 人間の主支配霊には概して人間がなるので。
自然霊の場合より非常に大きな力がある。その為に
色々な支配霊を使うが、その中心は奇鬼神である。
奇鬼神を手元に引き込むには、奇鬼神の方から
感応して貰うための、云わば、餌や道具に当たる
ものが必要となる。
高級な奇鬼神になる程、感応させるのが難しいが、
それが上手く行くと三菱財閥(狐の霊)、三井財閥
(狸の霊)の様な、巨大な財閥が出来るまでの力を
発揮する。
18 そのために、人間は主支配霊に、良く働く奇鬼神を
つけて頂く様に頼むと良い。なお、新しく来た支配霊
は、どの様な方でも、今までの支配霊の云わば弟分
だから、今までの支配霊に礼を尽くす必要がある。
19 神はご自身の理想のものとして人間を作った。
人間は少ない間は神の云うことを聞いていたが、
段々与えられた知恵と想像力によりあらゆるものを
発明し、八百万の神々にならって現在のこの大世界
を造り上げた。
20 大いなる神はこの世界を容認しておられるが、
地球を守っておられる神・仮に大国主と言われる
神々にとっては、この矛盾だらけの世界に大変お困
りになり、人間の存在をこのままにした上で、如何に
改善するか苦労されている。
そのために、色々な宗教や神霊、或いは道徳を
人間界に下されたが、このまま行くと各宗教が云う所
の「世の立て直し」が来ることになる。
註) ローム大霊は「人間は与えられた想像力により、科学を発達させて世を変えて行き、それがピークに達すると滅亡に向かう特性を持っている―」と言われた。
恐らく、旧約聖書に残されている、超古代文献に描かれた大災害が、或いはインドに残されている古代の核戦争と思われる闘争により、何回かの滅亡を経て現在に至り、そして叉、その危機を迎えていることに、大霊は人間の先輩として警告を発しておられる。
太陽系の星々には、一部霊的な生物が、さらに他の宇宙の星にも存在する様だ。人間は将来、一部他の星と共生しても生き延びさせたいとの思いがあるようだ。
続く