小泉宗雄・「三光太源文化研究所」のご案内

特別編(第二十九話D)2020年8月


令和二年8月吉日


スピリチュアル エピソード 特別編 第二十九話


ローム太霊がその死を哀惜された

父小泉平一の軌跡



第二十九話

神霊が教えた平一のルーツと使命



その5 バンドン霊神が教える古事記と

     バイブルについて。

     そして日ユ同祖論はー。


 バンドン霊神は第十三話でお話しした菊池豊の主支配霊で、どこの国のどの様な方なのか存じ上げませんが、降霊会での霊言の声量が大変豊かだった記憶があります。
 平一の心霊日記第5巻・昭和20年8月16日に、次のような記録が残されております。 バンドン霊神が終戦の意義を説かれ、そして「なぜ日本を極東というか考えてみよ。バイブルにコーラーンに光は東よりという言葉がある」と言われました。
 「豊問う『猿田彦尊は国つ神であるが、容貌鼻高く目のくぼみ、丈高し。或いは外国系の国つ神に非ざるや』
 バンドン曰く『よく気付いた。お前も一つの勲章が増えた。そこまで気が付けばよい。なぜ菊の紋章が世界の古い国々に使用されているか、神武天皇は背丈が短かった。その臣は丈が高かった。なぜか。』
 豊曰く『然りとすれば、あめのうずめの神も外国系であり、月読みの大神も、た力雄の神も外国系ということになる。そうなると、大勝利の神というものは、いずれも外国系となる。
 その岩戸を開いた神とは、またこれも外国系となる。日の神の直系はただ鏡、剣、勾玉でおさめ、直接武力を使う隼人は外国人とも云える。それで外国人によって天の岩戸が開かれると思考すれば、大勝利の神の意義が判る心地がする。』
 バンドン曰く『バイブルをよく読んでみよ。古事記に記されたこと、沢山にのっているぞ』
 豊、余に曰く『考えれば、黙示録の最後に、シオンの山に最後に現れる神は、色真鍮の如く光輝くとあり、つまり日本の天皇(黄色人種)を意味する。古事記にある夜の〇〇をしらす須佐能の神も外国系となり、その子孫はノアだともバンドンさん、云った。この次までに、古事記とバイブルの関係を論文にせよと言われたよ。これはつまり、研究してみよとの意味と思うー』
 この様なことから、長髄彦(脛が長い=丈が高い)も海外から渡来した民族であったことが伺え、「津軽外三郡誌」が真実の一端を伝えていると思われます。

 なお、この頃、隼人霊神が平一に“地球が土の禊をすることとなる。土の禊とは、天変地変で大陸が陥没する等の大混乱のことで、人類は破滅の危機を迎えるが、やがて日本の天皇の徳によってその難を逃れることとなり、天皇が世界のシンボルとなる―”と云うことを教えておられました。この「シオンの山にー」はこのことを対しての云いと思われます。

 なお、明玄録上巻の昭和24年9月27日に次のようなことが記されております。
 「エレミア霊人来られる。平一霊人に問う『私はバイブルもまだ読んだことがありません。友人から少し話を聞いた程度ですが、バイブルにあるシオンとは日本を指して言われたのでしょうか』
 『バイブルに存するは、我らが受けし啓示の一部のみ。完全ではないが真を存しているとも言える。歪んで伝わったところもある。存世の頃、日本とは交通していた。皇子、それぞれの国に来られた』
 記紀を初めとする我が国の歴史書に伝えられていない、超古代の日本の有様の一端が語られております。
 この様なことからも、日ユ同祖論は真実を告げているのでは―。